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クラウドサーバーとは

クラウドサーバーを利用する個人や企業が増えています。これはコンピュータを家庭や社内で管理するのではなく、ネットの向こう側にあるサーバーを利用することです。クラウドを使う最大のメリットは、データの保全です。たとえば、津波や洪水などで自宅や事務所が被害にあっても、クラウドにデータを保管していれば、大切な顧客データや思い出の写真などが消えずに守られるということなのです。

ところが、先日「ファーストサーバー」という会社のレンタルサーバーで、顧客の預けているWebサイトのデータやビジネス関係のデータが完全に消失するという事件が起きました。しかもレンタル会社は、利用規約を盾に、データが消えたことに対する責任は負わないと主張しています。つまりデータのバックアップはお客さんの方でお願いしますということだそうです。これではクラウドを利用する意味がないです。何事も100%安全は無いということを痛感されられます。

実は他のどのレンタルサーバー会社やクラウド会社の利用規約も、データの保全を保証することはうたっていません。こればある意味驚くべきことです。優先して守るべきは、顧客のデータより自社の経営というわけです。残念ながら今回のファーストサーバーの事件で、クラウドに預ければ絶対安心という安全神話は、奇しくも原発のそれと同様、崩れ去りました。それではなぜクラウドを使う必要があるのか。やはり、それでも、「保険」という意味があるのだと思います。

データの保管場所が自分の家や会社だけでは不安という考えに基づくバックアップの場所として、そして何より社会や顧客へのホームページの公開やWebサービスの提供手段として、クラウドの利用は今後もますます進んでいくでしょう。このサイトではクラウド会社を選ぶにあたっての参考情報とともに、クラウドの上手な利用方法や付き合い方を考えていきたいと思います。

クラウドには3種類あります

クラウドとは具体的に何なのかを確認していきましょう。「クラウド」の定義は、それこそ「雲をつかむ」ような話で分かりにくいですね。IT業界での「クラウド」とは「仮想化されたコンピュータ資源をネットワーク経由で利用する」ことをいいます。

「仮想化」とは平たく言うと、多数の小さなコンピュータを集めて1個の巨大なコンピュータに見立て、それを大勢のユーザーで共有して利用するための仕組みです。IT業界のベテランの人にとっては「なんだ、それって汎用機と同じだね」と思われるかもしれませんが、実際それに近いといえます。

クラウドには、IaaS(イアース)、PaaS(パーズ)、SaaS(サーズ)という3つの提供形態があります。IaaSのはインフラ、PaaSのはプラットフォーム、SaaSのSはソフトウェアを表しています。共通する「aaS」は、「As a Service」の略で、「サービスとして」という意味です。

まず「IaaS」は、ハードウェアと仮想化ソフトとOSまでをクラウド側が提供し、その上で動かすデータベースやミドルウェアやアプリケーションはユーザーが用意します。反対に「SaaS」は、顧客管理やスケジューラなど各種アプリケーションがすぐに利用可能な状態になっていて、ユーザーはデータを入力するだけというものです。その中間が「PaaS」で、クラウド側ではAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)まで用意していて、アプリケーションはユーザーが用意する必要があります。

クラウドのシステムは、ハードウェア・仮想化ソフト・OS・ミドルウェア・アプリケーションと何階層もの要素から構成されていますが、上記のようにどの部分までをクラウド会社が提供し、どの部分をユーザーが用意するかによってクラウドのサービスを分類することができます。

あなたが利用したいソフトが業務アプリケーションであれば「SaaS」を利用することになりますし、OSレベルから使いたい場合は「IaaS」になります。ただしこれらの名称は、あくまで分類に使われる呼称です。クラウド会社の実際のサービス名やプラン名を指すものではありませんのでご注意ください。

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